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藤田嗣治展 [Others]

駆け込みで藤田嗣治展を鑑賞。
ダメなら京都で行けばいいかと半ばあきらめていたけど、ぽっかり空いた時間をうまく利用できた。

細い線の乳白色の裸体画と猫。
少女漫画に通じるようなロリータ的な少女の絵。
パリで活躍した、面白いヘアスタイルの人。

この程度の認識しかなかった私が、藤田に興味を持ったきっかけは、
TVで見たアッツ島玉砕という戦争画。

あのおかっぱ頭が、戦争画を描くなんて!
戦争なんて、彼の世界と対極にありそうなのに。
乳白色はどこへいった?

そして旅先のランスで訪れたフジタ礼拝堂。
そこにはまた違う世界の藤田の絵があった。

私が知っている藤田は小さな小さな断片で、彼の絵を時間の流れの中で見ることができたのは、
藤田(とその絵)を知るうえで、とても有意義だった。

なぜ日本を離れたんだろう…
なぜキリスト教徒になったんだろう…

もう一度、ランス美術館の礼拝堂を訪れたい。

Fujita_Cafe3.jpg


京都国立近代美術館で10月19日から藤田嗣治展が開催される。

タグ:藤田嗣治展
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